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2009/11/18 ジニアス・ソノリティ株式会社のカスタムトレーニング活用事例

Maya カスタムトレーニング

ジニアス・ソノリティ株式会社

ジニアス・ソノリティ株式会社

映像制作部 部長  野口 浩司 氏

映像制作部 部長 野口 浩司 氏

一通りの機能を知ってもらいたかったと話すジニアス・ソノリティ株式会社(以下敬称略「ジニアス・ソノリティ」)の野口浩司氏(以下野口氏)。

ジニアス・ソノリティはNintendo DSやWiiなどのテレビゲームソフトをはじめとする、娯楽商品・コンテンツの企画・開発を行っている会社です。

今回インタビューに応じていただいた野口氏にMayaカスタムトレーニングに申し込んだ経緯や感想についてお話を伺った。










■ ジニアス・ソノリティ株式会社
http://www.geniussonority.jp/

申込経緯

―Mayaカスタムトレーニングに申し込んだ経緯を教えてください。

野口氏:実は前に受けたことがあるんです。前の会社にいた頃ですが、当時LightWave3Dを使っていて、世の中の流れがMayaへと動き始めた頃だったんです。

―そうだったのですね。確かにあの頃はMayaへシフトする会社が多かったですね。

野口氏:その頃、「Mayaだと何でもできるよ」みたいな話を聞くようになって、それじゃMayaにしようかみたいな雰囲気になってきました。それで体験版から始めましたね。でもいざ始めようと思ってもMayaのメニューがよく分からない、自力じゃ難しいな・・というのが率直な感想でした。その時にトレーニングをしましょうと言ってくれたのがボーンデジタルさんでしたね。

―ではそのときトレーニングを受けられて、今回も弊社にご連絡いただいたわけですね。

野口氏:そうです。そのとき受けたトレーニング内容が分かりやすかったので、今回の新人トレーニングもお願いしようと思いました。

―ありがとうございます。
では今回は新人教育の一環だったわけですね。どのような方が受講されたのですか。


野口氏:デザイナー4名とプログラマー2名、プランナー1名の計7名です。新人という意味ではデザイナーだけです。

―プログラマーやプランナーの方が受講されるのは珍しいですよね。

野口氏:そうですよね。今回プログラマーやプランナーにも参加してもらおうと思ったのは、Mayaの機能や用語を知っておいて貰った方が、意思の疎通ができやすいと思ったからです。

―なるほど、それで参加されたわけですね。それ以外のデザイナーさんに関しては新人教育なのですか。

野口氏:今年グラフィックスで入ってきた3人がMayaを使ったことが無かったんですよ。Softimageか3ds Maxを学校で学んだ人たちで、初めてMayaに触れるという状態でした。

―Mayaが初めてというのも珍しいですが、独学や社内でトレーニングを行うという選択肢はなかったのですか。

野口氏:もちろんそれも考えました。まず独学で習得する方法ですが、チュートリアルをやってくださいと言った所で学習方法にバラつきが出てしまいます。面白いと思う部分は一生懸命やると思いますが、興味の無い部分など手に付かなかったり、時間がかかったりとあまり効率的ではないんじゃないかと思いました。それに、そのような状態でプロジェクトに入ってしまうと、モデリングならモデリング、モーションならモーションと部分的に特化した人になってしまいます。そういった状態になると流動性がなくなってしまうので、そういったことは避けたかったですね。
なるべく色々なことを経験してほしいので、スタート位置は揃えたいなと思っていました。

また社内トレーニングに関しては教える方のコストを考えると得策とは言えません。社内で教えると新人の方が気軽に質問し辛くなり、結局分からないままだったりするので、誰かの作業を止めて新人教育するよりは、外注した方がコスト的にも習得のためにもいいと思い、カスタムトレーニングに申し込みました。

―最初に一通り知ってもらうために申し込んだわけですね。あとはコスト面ですよね。

野口氏:はい、一通りの機能を知ってもらうという要素が大きいですね。それ以外にも一緒にトレーニングを受けることで危機感も生まれるし、分からない場合でも気軽に質問できるという環境も良かったです。
それと、日程が2日間というのも良かったですね。

―2日間が、ですか?

野口氏:はい、2日間だと申し込みやすいですよ。3日間だと週の半分以上になるのでスケジュール調整が難しいんですよ。会社としても中々承諾し辛いですし、その点2日間なら調整しやすかったです。2日間でMayaの一通りの機能を知ることができる、というのは魅力的でした。

受講した感想

―実際に受講されてどうでしたか?

野口氏:僕は今回受講してないので、感想は受けた人間に聞いておきました。

デザイナーの方より:
・テンポよく教えて下さったので、とても分かりやすかったです。
・詰まった際に、その場その場で質問を受け付けながらやっていただけたので、大きく置いていかれずに理解する事ができました。
・2日間にしては、偏りなく幅広く教えて頂けたので、様々な分野で疑問に思っていた事が解決できました。

デザイナーの方より:
・基本的なところから教えていただいたので分かりやすかったです。
・分からないところは個別に見てもらえてスムーズに進めました。
・メモを取り終わるまで待っていてもらえたので、置いていかれることなく参加できました。

デザイナーの方より:
・最初は用語の説明から入り、一通り丁寧に詳しく教えてくれた。
・教わる範囲が多かったので、何度かついていけなくなるところがあったが、その都度言えば、個別対応してくれたので、ついていくことができた。

プログラマーの方より:
私はプログラマーなので、モデルやアニメーションを作る機会はあまりないと思いますが、Mayaの基本的な使い方が学べてよかったと思います。
例えば、作っているゲームに何か不具合が起きた場合に、元のデータの構造を調べられるのとそうでないのでは、問題の解決速度が格段に変わります。また、普段グラフィッカーの方々がどのような仕事をしているかを知る大変良い機会でもありました。

プランナーの方より:
業務においてMayaを直接触ることは無いのですが、デザイナーの方と話をする時に出てくる機能や用語などについて、実際に動かしてどのようなものかを体験できたので、他の部署の方の業務を理解するのに役立てそうです。

その後

―ではその後はどうですか。

野口氏:実際にまだ現場では使っていませんね。これからです。
ただトレーニングを受けてもらうことで、いざプロジェクトに入ってもらった時に一通りの機能を知っていて貰えているということが大事ですね。
「あ、その機能知っている」という風に思ってもらえる状態にしたかったので、一通りの機能を教えてもらえるトレーニングはありがたかったです。
それに弊社は3Dだけでなく2Dの仕事もあるので、なるべく平等に機会を与えられるようにもしたかったですね。2Dだけの人という風に括るのではなく、全員に色々なプロジェクトに携われる機会をあげたいという気持ちも強いですね。

―社員の方にそういう機会があるのは素晴らしいですね。

野口氏:元々グラフィックスに関しては幅広くできる人を募集していたので、できるだけ本人の可能性を広げてあげたいと思っています。だから、なるべく色々な機会をあげられればと思っていますね。
次回、新人教育やソフトウェアの乗換えがあればまたお願いしたいと思っています。

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