Processingではじめる自然現象のシミュレーション

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- 著者:ダニエル・シフマン(Daniel Shiffman)
- 監修:尼岡 利崇
- 価格:本体3,600円 + 税
- 総ページ数:440 ページ
- サイズ:B5判
発売日:2015年07月下旬

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ダニエル・シフマン著、Processing(プロセシング)の定番教科書
物理や数学の法則・公式といった自然界のルールを再確認し、動くオブジェクトや複雑なシステムをProcessingで記述していきます。プログラミングで<何か>を行いたいときに<どのように>考え、表現していけばよいかが、最小限の労力で分かるようになります。
本書は、Webで公開され、書籍としてもベストセラーになっている『The Nature of Code: Simulating Natural Systems with Processing』の日本語版です。同サイト(英語)を題材にした各種勉強会は日本各地で行われ、Processingの学習を始めるには最適な内容です。
サンプルコードと画像がふんだんに掲載されているうえに、実行結果をWebサイト(英語)で確認する、コード全体をダウンロードする、著者が本書の内容を楽しく解説した動画(英語)を見るなど、Processingを使って自然現象をシミュレートする方法をいくつもの方法で習得することができます。
Processing(プロセシング)は、ケーシー・リース(Casey Reas)とベンジャミン・フライ(Benjamin Fry)によってMITメディアラボで開発されたオープンソースのプログラミング言語であり、統合開発環境です。簡易性、描画機能、インタラクションといった特長があり、メディアアートをはじめ、教育、映像、Web等で用いられます。ビジュアルフィードバックが即座に得られることからプログラミングの学習に適しているほか、プロトタイプ構築に、スケッチブックとしてなど、いろいろな使い方が広がりつつあります。
Processingなら、ほんの数行のコードを入力するだけで画面上に図形を表示し、マウスなどで操作することができます。構文は他のプログラミング言語とほぼ変わりなく、親しみやすいオブジェクト指向言語として、応用の利くプログラミングスキルを身に付けることができます。
日本語制作にあたっては、インタラクティブメディアの研究者であり、シフマン氏の研究仲間でもある尼岡利崇氏の監修のもと、シフマン氏のフレンドリーなスタイルをできるだけ崩さずに日本語化しています。
上の動画では、デザイン、メディア、ゲームなど、多岐にわたる発想を支えるツールとしてProcessingが使えることについて、シフマン氏が語っています。
ダニエル・シフマン(Daniel Shiffman)
NYU Tisch School of the Arts Interactive Telecommunications Program(ITP)のAssistant Arts Professor(准教授)です。Yale UniversityでArts in Mathematics and Philosophyの学士を、ITPで修士を取得。Processingのチュートリアル、サンプル、およびライブラリ(Open Kinect for Processing、Box2D for Processingなど)を数多く作成。著書にはほかに『Learning Processing: A Beginner’s Guide to Programming Images, Animation, and Interaction (2008)』があります。ボルチモア出身。
- 謝辞
- 序文
- はじめに
- Chapter 1 ベクトル
- Chapter 2 力
- Chapter 3 振動
- Chapter 4 粒子系
- Chapter 5 物理ライブラリ
- Chapter 6 自律エージェント
- Chapter 7 セル・オートマトン
- Chapter 8 フラクタル
- Chapter 9 遺伝と進化
- Chapter 10 ニューラルネットワーク
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