宇宙に満ちる、見えない光と見える光

- 著者:キンバリー・アーカンド(Kimberly Arcand)ミーガン・ヴァツケ(Megan Watzke)
- 定価:本体4,000円 + 税
- ISBN:978-4-86246-312-8
- 総ページ数:208 ページ
- サイズ:変形版(254 × 254 mm)
発売日:2016年03月下旬

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光と闇が織り成す宇宙。宇宙は光に満ちています。
数千年にわたり、人類は「光」の謎を解き明かそうと挑んできました。また、最新科学は、光の謎を解き明かすことによって、宇宙の神秘を1つずつ、解明しています。
先端的な研究では「見えない光」が利用されています。NASAのスタッフでもある2人の著者は、宇宙および科学分野の例を多用して、現代の目に見える光、見えない光の性質と利用を解説しています。NASAの宇宙観測写真を代表とする、フォルスカラー(偽色)による表現の美しい観測写真は、誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。
各章では、スペクトルの7種の光(電波、マイクロ波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線)の違いと共通項を順に取り上げています。それぞれの光の放射温度、波長、エネルギー、その光を利用した機器、主な特性を紹介した後には、鮮やかな写真によって自然、歴史、テクノロジーを掘り下げます。
さらにエピローグでは絵画における光と色の表現、光学顕微鏡における可視光線とレンズの利用、番外として影を取り上げ、より身近な光を理解します。
本書は、「Light: The Visible Spectrum and Beyond」の日本語版です。
キンバリー・アーカンド(Kimberly Arcand)
ミーガン・ヴァツケ(Megan Watzke)
科学およびテクノロジー分野の経験豊富なディレクター、プロデューサー、著述家。アーカンドはNASAのチャンドラX線天文台のビジュアリゼーション・リード。専門はイメージアンドミーニング研究。ヴァツケはチャンドラX線天文台の広報担当で、天文の情報発信を担当。
- Chapter 1: 電波
- Chapter 2:マイクロ波
- Chapter 3:赤外線
- Chapter 4:可視光線
- Chapter 5:紫外線
- Chapter 6:X線
- Chapter 7:ガンマ線
- エピローグ
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