製品概要
Stoke MX 2 は3ds Maxのための、シンプルで、そして高速に、大容量のパーティクルクラウドをベロシティーフィールドでコントロールするパーティクルシミュレーターです。
サポートするベロシティフィールドは、FumeFXのシミュレーションとStokeベロシティーフィールド、Particle FlowやThiking Particlからのアニメーション、または、PRTもしくはRealFlow BINフォーマットの外部ファイルシーケンス、3ds Maxフォース スペースワー等が含まれます。
強力な、フィールド操作ツールセットにより、ベロシティフィールドを含む、新しいシミュレーションフィールドの作成、業界標準フォーマットでの読み込み、保存、既存のフィールドや、3ds Maxのサブシステムと結合されているフィールド(パーティクルフローや、MassFX、mCloth、ヘアー&ファー、マテリアル、ほぼすべてのレンダー、等々)の編集が可能です。
STOKE MX2.0からは Stokeフィールドに関連するクエリ操作の追加サポートや頂点とフェースにわたっての反復するオペレーションのため新しいループノード含む、Genomeツールセットの全機能が使用できるようになりました。
シンプル性 vs 柔軟性
- STOKEパーティクルシュミレーターは特にKRAKATOAやFROSTなどThinkboxソリューションの柔軟性を損なうこと無く、できる限り合理的でシンプルに使えるように設計されています。
- STORKEパーティクルシミュレーターは高レベルで合理化されたユーザーインターフェースを提供します。わずか数クリックで操作ができ、非常に簡単に学習し使用する事が可能です。
- STOKE MXはKRAKATOAやFROSTを含む大部分のThinkbox製品と相互運用できるように設計されていると同時に、バージョン2では、強力なMagmaベースのツールを含む、GenomeとEmberツールセットの全機能がパッケージに統合されました。
- STOKE MXの力は他の製品と一緒に使用する事で拡張が可能です。しかし、パーティクルリフローを行う殆ど場合、他の製品を必要としません。
パフォーマンス
- STOKE MXは、流体シミュレーションデータで動かされる、ハイカウントパーティクルクラウドの生成を高速化するために設計されています。特にFume FXデータを使用した際にパフォーマンスを発揮します。
- STOKE MXはマルチスレッド処理に対応しており、反復するデザイン作業を単純化するために、その他いくつかの高速化アプローチを搭載しています。
- STOKE MXに搭載されている”asynchronous PRT caching mechanism“はパーティクルを保存する時間を相殺し、広範囲で、相互作用を向上させます。
- STOKE MXは、エミッタからデータサンプリングをする事さえも高速です。実際には、追加のチャンネルをサンプリングしても、計測可能なオーバーヘッドを追加しません。このような場合、STOKE MXは他のシミュレーションソリューションよりほぼ3倍の速さです。
- STOKE MXは、既存のローカウントシミュレーションを増やす事で、間接的にパーティクル作成を高速化する事ができます。元となるシミュレーションのベロシティーは、STOKEパーティクルが似た動きを生成するのに使用できます。この場合、元のシステムで、実際のハイカウントクラウドをシミュレーションするより、STOKE MXは最大7倍高速です。(8コアマシーンで計測)
- シミュレーションをする際や、パーティクルをPRTに保存する際、STOKE MXは非同期ディスクキャッシュシステムにより、他の代替ソリューションより、より早い、マグニチュードの配列である事ができます。例えば、Particle FLowで100万のパーティクルを100フレームにわたって放出する場合、KRAKATOAのパーティショニングを使用してディスクに保存するのに160秒かかるのに足して、STOKE MX は2GBのメモリーキャッシュのシミュレーションを終了し、インタラクティブにプレイバックするのに、わずか7.5秒しかかかりません。21倍以上高速です。実際のディスクへの保存は、バックグランドスレッドとして実行され、ユーザーがシーン作業を続ける事を妨げることはありません。
スクリプト機能
- 他のほとんどのThinkboxソフトウェア製品と同様にSTOKE MXは ハイブリッドC++/MAXScriptアーキテクチャを採用しています。
- 全てのパーティクル作成とシミュレーション操作は、ハイパフォーマンスライブラリを使用してC++で実装されています。
- これらの操作は、MAXScriptのインターフェースを使用して、MAXScriptに出力されます。
- Stoke MXのユーザーインターフェイスと、実際のシミュレーションプロセスは、MAXScript内に実装されています。そして、調整、拡張、研究、およびカスタム シミュレーション ツール開発の出発点として使用できます。
3ds Maxとの連携
- STOKEパーティクルシミュレーターはパーテクルフローやFumeFXフローを使用したFumeFXパーティクル移流のより高速な代替手段です。
- STOKEパーティクルシミュレーターは新しいパーティクル生成とより高解像度のシミュレーションをおこなうために、3ds Maxのネイティブおよびサードパーティのパーティクルを使用できます。
- STOKEのフィールドは専用のSTOKE フォローオペレターを経由してパーティクルフローシミュレーションをコントロールでき、さらに選択フィールドを使用してイベントのトリガーを作る事も可能です。
- MassFX、mCloth、 ヘアー&ファーなど、標準およびサードパーティ製パーティクルシステムを含む、フォーススペースワープに対応するどんな3ds Maxのサブシステムでも、STOKEフィールドはフォースに変換し、影響を与える事が可能です。
- STOKEフィールドは3Dプロシージャルテクスチャマップに変換し、3ds Maxの標準マテリアルに対応する全ての3ds Maxのレンダーに使用する事ができます。(独自のシェーダーを使用するmental rayおよびiRayは除く)
- STOKEフィールドは、専用のSTOKE アトモスフィアエフェクトを使用して、3ds Maxアトモスフィアエフェクトのサブシステムに対応するすべての3ds Maxレンダーで直接レンダリングできます。これらのでんだーは標準のスキャンラインおよびV-Rayを含みます。(mental ray およびIRayは互換性の無いシェーディングシステムを使用しているため対応していません。
Thinkbox製品との連携
- STOKE MXはKrakatoa、MagmaおよびEmberコアテクノロジーをベースに作られています。
- STOKEのパーテクルシュミレーションは有効なKRAKATOA MXのレンダリーグパーテクルリソースです。
- STOKEのパーティクルシミュレーターは他のパーティクルに基づいてダイナミックパーティクルを散布するディストリビューション ソースとして、すべてのKRAKATOA MX PRTオブジェクトをサポートします。
- STOKEパーティクルシュミレーターはKRAKATOA Magmaと削除モディファイアをチャンネルのポストプロセスと、パーティクル選別のために使用できます。
- STOKEパーティクルシュミレーターはKRAKATOA PRTローダーで読み込める、PRTファイルシーケンスを生成します。
- STOKEパーティクルシミュレーターのパーティクルをFROSTパーティクルメッシャーを使用して、直接メッシュを作成できます。
- STOKEのフィールドはパーティクルサンプリングし、KRAKATOAでのレンダリングもしくはFROSTでメッシュ化できます。
評価ライセンス(体験版)
機能制限なしの評価版ライセンスの発行が可能です。
ご希望の方はボーンデジタルソフト事業部までお問合せください。
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動作環境
Stoke MXの動作要件はAutodesk 3ds Maxに準拠します。
対応する3ds Maxは下記となります。
Version 2.0
■64bit
3ds Max 2013、 3ds Max 2014、3ds Max 2015、3ds Max 2016、3ds Max 2017
Thinkbox製品参考価格
製品名 | 弊社販売価格(税込) | 備考 |
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Deadlinノード | \27,940 | 初年度保守込み|管理するOS(物理・仮想)毎にライセンス必要です |
Deadlineノード サポート&メンテナンス(保守) | \7,150 | |
Deadlineノードアップグレード | \11,440 | |
Draft | \0 | Deadline保守に含 まれます |
Draft Pro | \7,150 | 初年度保守込み|Pro版はAvid |
Draft Pro サポート&メンテナンス(保守) | \6,490 | |
Frost MX | \70,840 | 初年度保守込み|1ワークステーションライセンス・レンダリングライセンス無制限 |
Frost MX Support & Maintenance | \17,930 | |
Frost MX アップグレード | \30,030 | |
Krakatoa Professional バンドル | \771,540 | 初年度保守込み|2ワークステーション・10レンダリングライセンス|※3dsMax、Maya、C4Dいずれかのプラットフォームを選択ください|※レンダリングライセンスは3dsMax、Maya、C4D、Stand-Alone共通 |
Krakatoa Professional バンドル サポート&メンテナンス(保守) |
\153,780 | |
Krakatoa Professional バンドルアップグレード | \288,200 | |
Krakatoa Standard バンドル | \225,280 | 初年度保守込み|1ワークステーション・2レンダリングライセンス|※3dsMax、Maya、C4Dいずれかのプラットフォームを選択ください|※レンダリング ライセンスは3dsMax、Maya、C4D、Stand-Alone共通 |
Krakatoa Standardバンドル サポート&メンテナンス(保守) |
\45,100 | |
Krakatoa Standard バンドル アップグレード | \85,140 | |
Krakatoa MX Workstation | \143,000 | 初年度保守込み|3dsMax用ライセンス |
Krakatoa MX Workstation サポート&メンテナンス(保守) | \28,600 | |
Krakatoa MX Workstation アップグレード | \52,910 | |
Krakatoa MY Workstation | \143,000 | 初年度保守込み|Maya |
Krakatoa MY Workstation サポート&メンテナンス(保守) | \28,600 | |
Krakatoa MY Workstation アップグレード | \52,910 | |
Krakatoa C4D Workstation | \85,140 | 初年度保守込み|CINEMA |
Krakatoa C4D Workstation サポート&メンテナンス(保守) | \17,160 | |
Krakatoa C4D Workstation アップグレード | \28,600 | |
Krakatoa レンダー (MX、MY、C4D、SR) | \70,840 | レンダリング用ライセンス|Krakatoa |
Krakatoa レンダー (MX、MY、C4D、SR) サポート&メンテナンス(保守) |
\14,190 | |
Krakatoa レンダー (MX、MY、C4D、SR) アップグレード | \25,520 | |
Sequoia Standard バンドル | \428,340 | 初年度保守込み|1ワークステーション、2計算用(ネットワーク)ライセンス |
Sequoia Standard バンドル サポート&メンテナンス(保守) |
\107,250 | |
Sequoia Standard バンドルアップグレード | \181,610 | |
Sequoia Compute | \70,840 | 初年度保守込み|計算用ネットワークライセンス|Deadline上でタスク管理可能 |
Sequoia Compute サポート&メンテナンス(保守) | \17,930 | |
Sequoia Compute アップグレード | \30,030 | |
Stoke MX Workstation | \85,140 | 初年度保守込み|3dsMax用ワークステーションライセンス |
Stoke MX Workstation サポート&メンテナンス(保守) | \17,930 | |
Stoke MX Workstation アップグレード | \35,750 | |
Stoke MX ネットワークシミュレーション | \14,300 | 初年度保守込み|シミュレーション用ネットワークライセンスDeadline上で管理可能 |
Stoke MX ネットワークシミュレーション サポート&メンテナンス(保守) |
\2,860 | |
Stoke MX ネットワークシミュレーション アップグレード | \5,060 | |
Stoke MX Standard バンドル | \103,730 | 初年度保守込み|1ワークステーション、2シミュレーションライセンス |
Stoke MX Standard バンドル サポート&メンテナンス(保守) |
\21,450 | |
Stoke MX Standard バンドルアップグレード | \40,040 | |
XMESH | \70,840 | 初年度保守込み|1ワークステーション/スレーブ、MX、MY共通ライセンス |
XMESH サポート&メンテナンス(保守) | \14,190 | |
XMESH アップグレード | \25,740 |
※ライセンスサーバーの移設は保守が有効な場合6カ月に付き1回まで無料。
保守が無効もしくは6月間に2回以上の移設を行う場合は別途16,500円(税込)が必要です。