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Houdini 18.5 がリリースされました!
Houdini 18.5 には、モーション編集とリターゲティングを簡単かつ柔軟にするプロシージャルリギングソリューションである KineFX、Vellum クロス、ワイヤ、ソフトボディ用インタラクティブなブラシツール、PyroFX 高速シミュレーションのためのミニマルソルバ、さらに Solaris にスナップショットギャラリーなどの多数の機能強化が搭載されました。
Houdini 18.5 Sneak Peek from SideFX Houdini on Vimeo.
Houdini 18.5 では KineFX を導入、リターゲティングおよびモーション編集にプロシージャル基礎を提供するようデザインされたキャラクタツールセットで、将来的にリギングやアニメーションにも拡張予定です。ジオメトリコンテキストにおける新しいワークフローにより、リギングは手早くつなぐだけで、無限の柔軟性やキャッシュ機能を提供します。
より多くのキャラクタエフェクトが Houdini のヘア、ファー、クロス、群集ツールに依存するようになってきましたが、これらのツールは Houdini18.5 でさらに強化され、ワークフローを高速化し、最終的なプロダクションクオリティの達成を容易にしています。
Houdini 18 で Solaris を導入、ルックデブ、レイアウト、ライティングのワークフローをサポートしました。当初の焦点は、USD ベースのパイプラインのフレームワークの確立でしたが、Houdini 18.5 では、アーティスト主導のワークフローの確立のためのツール作成に焦点が移りました。
SOLARIS
Solaris でのショットの設定はこれまでになく簡単になり、バリアントの視覚化と展開機能、Edit ツールを改善し、操作アセットの管理のためのスプレッドシートインターフェイスを提供、そして RBD シミュレーションの効率的処理のための専用ツールが搭載されました。
KARMA
Karma は Houdini18.5 では未だベータ状態ですが、ファー対応、物理レンズシェーダ、Mplay へのプログレッシブレンダリングなどの新機能で進化を続けています。これらは、Mantra との同等の機能を達成するための重要なステップです。
Houdini 18.5 での VFX の重要なイニシアチブは、最終品質レベルの結果を容易に達成できるようにするための高レベルのツールの導入です。VFX のセットアップと実行が簡単になれば、アーティストは各プロジェクトのクリエイティブなニーズ対応のために、反復をより多く促します。
PYRO FX
PyroFX シミュレーション形成の導入点として、GPU を活用しインタラクティブなパフォーマンスを提供する新しいツールが搭載されました。 これは CPU を使用するよりも、洗練されたシミュレーションの効果的な開始点になります。
Houdiniは、リアルタイム FX、環境、世界構築、自動化など、ゲーム開発の主要分野にプロシージャルソリューションを提供しています。 Houdini 18.5 では、Engine プラグインでの Session Sync、キャラクタのモーション編集やリターゲットのための KineFX の導入など、さまざまな方法でそのツールセットを強化しています。
HOUDINI ENGINE
Unity および UE4 用の Houdini Engine プラグインでは、両方のアプリケーションで同一セットアップの管理が可能になる Session Sync を提供しています。 ゲームエンジンで行われた変更は Houdini に反映され、その逆も可能で、ゲームアート制作時に、アーティストにとって仕事に最適な UI の選択が可能になりました。
PDG は、依存関係をスマートに管理しながら生産性を向上させ、変更時の再計算を最小限に抑えるようにデザインされた豊富なストックノードのセットを提供、パイプラインを自動化しチームの生産性をこれまで以上に高めるための理想的なソリューションとして位置付けられています。
PDG
Houdini 18.5では、処理速度向上が重要なイニシアチブでした。 Houdini Engine での ROP Fetch クッキングから、一般的なパフォーマンスとメモリ使用量の改善まで、PDG はパイプラインタスクを自動化するためにこれまで以上に強力になりました。
ボーンデジタルサポートWebサイトをご覧ください
Houdini 18.5より必要システム環境に関してはSideFXシステム環境ページをご覧ください