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PHOTOGRAPHER’S EYE

写真の構図とデザインの考え方

著者:マイケル・フリーマン(Michael Freeman)

定価 4,180円(本体3,800円+税10%)
発行・発売 株式会社 ボーンデジタル
ISBN 978-4-86246-188-9
総ページ数 192ページ
サイズ 252 × 236 mm、オールカラー
発売日 2012年

本書の詳細

世界で50万人以上に読まれている、写真の構図とデザインの教科書
待望の日本語化

写真撮影は、シャッターを押すという一瞬の操作のように思えます。しかし、実際にはシャッターを押す前には事前の準備や身につけておきたい知識があります。

良い写真に必要とされる唯一かつ最も重要な要素は、デザインです。構図とデザインの基本知識を身につけると、被写体や景観を見る目が変わり、写真を撮る際の選択肢が広がります。そして、写真を撮ることが、もっとずっと楽しくなります。

『スミソニアン』『タイム』『ライフ』『ナショナルジオグラフィック』などに写真を多数提供してきた著者が、写真家としての観点から、具体的かつ明快に写真のデザインを解説します。
本書は、「The Photographer’s Eye」(Ilex Press刊)の日本語版です。

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目次

Chapter 1: 画像のフレーム

  • フレームのダイナミクス
  • フレームの形状
  • ステッチと拡張
  • クロップ
  • フレームを埋める
  • 配置
  • フレームの分割
  • 地平線/水平線
  • フレーム内フレーム

Chapter 2: デザインの基本

  • コントラスト
  • ゲシュタルト知覚
  • バランス
  • ダイナミックな緊張感
  • 図と地
  • リズム
  • パターン、質感、群れ
  • 遠近法と奥行き
  • 視覚的な重み
  • 視線と興味
  • 内容の力

Chapter 3:グラフィック要素と写真要素

  • 点:1つの場合
  • 点:複数の場合
  • 水平線
  • 垂直線
  • 斜線
  • 曲線
  • 目線
  • 三角形
  • 円と矩形
  • ベクトル
  • ピント
  • モーション
  • 瞬間
  • 光学効果
  • 露出

Chapter 4: 色と光による構図

  • 明暗とキー
  • 構図における色
  • 色の関係性
  • 抑えた色
  • モノクロ

Chapter 5: 意図

  • 無難 vs 冒険
  • 反射的 vs 計画的
  • 事実の記録 vs 表現
  • 簡潔 vs 複雑
  • 明瞭 vs あいまい
  • ディレイ(遅延)
  • スタイルと流行

Chapter 6: プロセス

  • 秩序の探求
  • ハンティング
  • ケーススタディ:日本の托鉢僧
  • レパートリー
  • 反応
  • 予測
  • 探索
  • 再訪
  • 構造物
  • ジャクスタポジション
  • 写真の組み合わせ
  • 後処理
  • 構文