本書の特徴
はじめて触れる方でも安心!基本操作がしっかり身につく
ボーンデジタルでは、Adobe Substance 3D製品をはじめとする3DCG制作に関わるトレーニングを多数行っています。そこでの経験を踏まえ、トレーニングテキストを一般にも販売することにしました。
本書のテーマであるAdobe社の「Substance 3D Painter」や「Substance 3D Sampler」は、テクスチャ制作ツールとして幅広い分野で活用されています。本書では、Substance 3D製品にはじめて触れる方に向けて、スニーカーのモデルデータを使ってテクスチャを作成する一連の操作を解説します。
内容は1日程度で終わるように構成されており、操作全般を浅く幅広く紹介しています。最初の一歩として、ぜひ本書をご活用ください。
ダウンロードデータ(ファイルサイズ:57MB)は、ZIP形式で圧縮されています。WinZip(Windows)やStuffit(Macintosh)等のアプリケーションで解凍してご使用ください。
米国Adobe社のシューズのモデルデータは、以下のリンク先のWebページから、「Download sample files」をクリックして、ファイルをダウンロードしてください。
目次
序章 サンプルデータのダウンロードと準備
0-1 サンプルデータのダウンロード
0-2 ダウンロードデータの確認
0-3 Substance 3D Painterの主なユーザーインターフェース
0-4 シーンの準備
1章 Substance 3D Painterを使用したテクスチャ作成
1-1 Substance 3D Painterに必要なデータを読み込む
1-2 カラー管理
1-3 プロジェクトの設定を変更する
1-4 プロジェクトの設定を変更する
1-5 ビューポートのカラー管理
1-6 テクスチャ作成に必要なベイクの基礎
1-7 Substance 3D Painterでのベイク作業
1-8 さまざまな情報のベイク
1-9 レイヤーで作業する
1-10 テクスチャセットの設定
2章 PBR(Substance 3Dマテリアル)ワークフロー
2-1 PBRとは?
2-2 Metallic/Roughnessのワークフロー
2-3 Substance 3D PainterでのPBRワークフロー:Base Color
2-4 カラーピッカー
2-5 Substance 3D PainterでのPBRワークフロー:そのほかのマップ設定
2-6 パラメトリックなマテリアル
3章 Substance 3D Samplerによるマテリアル作成
3-1 Substance 3D Samplerの基本操作
3-2 布のプロシージャルマテリアルの作成
3-3 Substance 3D Painterでのマテリアルの活用
3-4 マテリアル調整用のパラメーターの公開
3-5 マテリアルの更新
4章 Substance 3D Samplerを使用した写真からのマテリアル作成
4-1 元となる画像の読み込み
4-2 作成されたマテリアルの確認
4-3 マテリアル調整の準備
4-4 マテリアルのHeightの調整
4-5 マテリアルの仕上げ
4-6 刺繍のワッペンを作成する
5章 Substance 3D Painterでスニーカーのテクスチャを完成させる
5-1 IDマップを使ったテクスチャの割り当て
5-2 テクスチャの見た目の確認
5-3 テクスチャの見た目の調整
5-4 つま先まわりのマテリアルの設定
5-5 アウトソールのマテリアル設定の準備
5-6 3Dパスツールの使用
5-7 アンカーポイントの設定とソールの作成
5-8 そのほかのマテリアルの割り当て
5-9 スマートマテリアルの活用
5-10 スティッチツールの活用
5-11 スティッチのブラッシュアップ
5-12 刺繍ロゴを割り当て
5-13 マスクを使用して汚しを入れる
6章 Substance 3D PainterとSubstance 3D Stagerでのレンダリング
6-1 Substance 3D Painterでのレンダリング
6-2 Substance 3D Painterから作成したテクスチャのみを出力
6-3 Substance 3D Stagerでのレンダリング
Appendix 付録
A-1 Substance 3Dから他ツールで使用するテクスチャセットを出力する方法