本書の詳細
-キャラクターを動かしてみたい!
-アニメーションを作りたい!
-キャラクターアニメーションを学びたい!
というアニメーション初心者や新人アニメーターが最初に押さえておきたい「動きの基本概念」を丁寧に解説したのが本書です。
振り子の運動やボールのバウンド、物理法則という基礎知識から、アニメーションに欠かせない歩き・走り、そして応用となる跳び箱運動やピッチングなどの動きに加えて、映像制作用語なども紹介しています。キーポーズのポイントは? なぜそのポーズになるの? どこを修正すればよい? といった初心者が躓きやすいところも言及し、痒いところに手が届く内容となっています。
「動きの基本概念」に重点をおいているので、3DCGソフトの種類に関係なくキャラクターアニメーションを学べる点も本書の特徴です。作画の原画・動画を例に、一般的な作画アニメの1秒24コマを3DCGでは24フレームとして解説することで、日本のアニメーション制作の現場との親和性も高くなっています。アニメーション解説では要所要所で練習問題を設けており、考える力を鍛え、様々な動きに応用できる基礎力が身につきます。
アニメの映像を作ってみたい方や新人アニメーターの方など、これからアニメーションを始める方が手に取る1冊目の入門書としオススメします。
サンプルデータ(リグ、リグの説明書、絵コンテ用紙)をダウンロードいただけます。ダウンロードデータは、ZIP形式で圧縮されています。WinZip(Windows)やStuffit(Macintosh)等のアプリケーションで解凍してご使用ください。
ご使用上の注意
リグは、書籍で使用しているデータと若干仕様が変更になっています。
サンプルデータは書籍の内容の理解を深め、学習目的で利用いただくことを目的として、ご提供しております。
それ以外の目的ではご利用いただけません。予めご承知おきください。
「ダウンロード」ボタンでファイルがダウンロードできないときは、こちら(ボーンデジタルのGoogle Drive)をご利用ください。
本書内の表記に誤りがございました。
読者の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、この場で訂正させていただきます。
・111ページ「軸足の接地」本文
【誤】
キーポーズと中間姿勢の間のフレーム(図3-100の左から2枚目)では、補間された図3-104のポーズから、右足を地面に着け、身体を前に出しつつ高さを下げ、右足にしっかり体重が乗るようにします(図3-105)。
【正】
キーポーズと中間姿勢の間のフレーム(図3-100の左から2枚目)では、補間された図3-104のポーズから、右足を地面に着け、身体を後ろに下げ、高さも下げます(図3-105)。
・111ページ「画像3-105」
・112ページ「空中姿勢」本文
【誤】
中間姿勢とキーポーズの間(図3-100の4枚目)のフレーム(図3-106)では、後ろの足(右足)を伸ばし、身体の高さを上に上げます(図3-107)。
【正】
中間姿勢とキーポーズの間(図3-100の4枚目)のフレーム(図3-106)では、後ろの足(右足)を伸ばし、身体の高さを上げ、前に出します(図3-107)。
・112ページ「画像3-107」
目次
- 前書き
- 1章:アニメーションとは
- 2章:アニメーションを始めよう
- 3章:キャラクターアニメーションの基本動作
- 4章:様々なアニメーションへの応用
- 5章:アニメーションの映像を作ろう
- 索引