情報可視化概論

- 著者:Riccardo Mazza
- 定価:4,180円(本体3,800円 + 税10%)
- 発行・発売:株式会社 ボーンデジタル
- ISBN:978-4-86246-142-1
- 総ページ数:192ページ
- サイズ:B5版、フルカラー
発売日:2011年04月下旬

※書店でお買い求めの際には、予め在庫をご確認ください。≫取扱い店舗
※PDF書籍に関しては書店販売を行っておりません。
情報可視化は、学問と産業の両方の環境で、段々と理解され始めた、比較的若い分野です。本書では、コンピュータによって可能になった、インタラクティブでグラフィカルな、データを説明して認知を増幅する表現の使い方を探ります。データに関する考え方や事実を伝える手段を探り、仮説を検証する方法を示し、探求による新たな事実の発見を容易にします。
本書で述べた概念はすべて、図解を用いて単純かつ詳細に説明しています。コンピュータを利用して作成または生成した情報をグラフィック表現し、データ、アイデア、概念を可視化したいというときにはいつでも、便利なガイドとして参照していただけます。
グラフィック表現に基づく、あるいは利用するコミュニケーション システムを設定するための提案だけでなく、本書は情報のグラフィック表現を効果的で効率的にするのに役立つケース、ツール、状況、手法も図解します。
Chapter 1 視覚表現入門
- 1.1 提示
- 1.2 予備分析
- 1.3 確証的分析
- 1.4 情報可視化
- 1.5 データから英知へ
- 1.6 メンタル モデル
- 1.7 科学的可視化
- 1.8 よい視覚表現の基準
1.8.1 グラフィックの優越
1.8.2 グラフィックの一貫性
1.8.3 データ – インク比の最大化
1.8.4 美学 - 1.9 結論
Chapter 2 視覚表現の作成
- 2.1 参照モデル
2.1.1 前処理とデータ変換
2.1.2 視覚マッピング
2.1.3 ビュー - 2.2 ビジュアル アプリケーションの設計
- 2.3 線形データの視覚表現
- 2.4 2D vs. 3D
- 2.5 結論
Chapter 3 知 覚
- 3.1 記憶
- 3.2 前注意特性
3.2.1 色
3.2.2 形
3.2.3 空間位置
3.2.4 動き - 3.3 データの前注意属性へのマッピング
- 3.4 後注意処理
- 3.5 ゲシュタルト原理
3.5.1 図と地
3.5.2 近接性
3.5.3 類似性
3.5.4 閉合
3.5.5 連続性
3.5.6 その他の原理 - 3.6 結論
Chapter 4 多変量分析
- 4.1 多変量可視化の問題
- 4.2 幾何学的テクニック
4.2.1 平行座標
4.2.2 散布図行列
4.2.3 TableLens
4.2.4 平行セット - 4.3 アイコン テクニック
4.3.1 レーダー チャート
4.3.2 チャーノフの顔 - 4.4 ピクセル指向テクニック
- 4.5 結論
Chapter 5 ネットワークと階層
- 5.1 ネットワーク データ
5.1.1 概念マップとマインド マップ
5.1.2 複雑なネットワーク データ
5.1.3 地理的表現
5.1.4 交通網
5.1.5 3Dグラフ - 5.2 階層データ
5.2.1 ファイル システム
5.2.2 進化するデータのツリーによる表現
5.2.3 コーン ツリー
5.2.4 植物ツリー
5.2.5 ツリーマップ - 5.3 結論
Chapter 6 World Wide Web
- 6.1 ウェブサイト マップ
- 6.2 ウェブサイトのログ データ
- 6.3 検索エンジンの結果の視覚表現
6.3.1 クラスタ化 - 6.4 ブログのインタラクションの分析
- 6.5 結論
Chapter 7 インタラクション
- 7.1 情報過負荷の問題
- 7.2 インタラクティブな視覚表現の型
- 7.3 操作可能な表現
7.3.1 スクロール
7.3.2 オーバービュー + ディテール
7.3.3 フォーカス + コンテキスト - 7.4 転換可能な表現
7.4.1 入力データのフィルタリング
7.4.2 データ並べ替え
7.4.3 動的問合せ
7.4.4 マジック レンズ
7.4.5 アトリビュート エクスプローラー - 7.5 結論
Chapter 8 評 価
- 8.1 人間 –コンピュータ インタラクション
- 8.2 評価基準
- 8.3 視覚表現の評価
8.3.1 分析手法
8.3.2 実験的手法 - 8.4 結論
※書店でお買い求めの際には、予め在庫をご確認ください。≫取扱い店舗
※PDF書籍に関しては書店販売を行っておりません。