本書の詳細
詳細なしに伝わるデザインを目指す!
キャラクターの”らしさ”を表現する方法を説いた、世界標準の教科書!
基本を知ることで、「客観的な観点」「技術」、そして「自信と勇気」が得られます。
掘り下げ、特徴を引き出し、構造を与えると、シンプルなキャラクターにも生命がこもります。「ストーリーを伝える」「魅力ある」キャラクターをデザインしましょう。
ドローイングの腕を磨きたいプロのアーティストなら、知識の整理に。
ポートフォリオを作りたい卒業したてのデザイナー志望者なら、業界の必須常識を知るために。
一口大のトピックでわかりやすく書かれているため、取り入れたい観点を取り入れ、繰り返し読んで徐々に応用範囲を広げられます。
著者のスティーヴン・シルヴァーは、「キム・ポッシブル」「ダニー・ファントム」「Oops!フェアリー・ペアレンツ」のキャラクターデザインを手がけたアニメーション業界のアーティストです。また、Silver Drawing Academyのオーナーとして後進の指導にあたっています。数十年にわたるアーティストとして、指導者としての経験をまとめた1冊。
目次
Chapter01 キャラクターデザインとは?
- キャラクターを知る
- デザインの成否を決める要素
- 観察力に磨きをかける
- キャラクター、デザイン要素の演習
Chapter02 日々のスケッチに役立つテクニック
- ドローイングの演習
- カリカチュアの楽しみ
- 反転する
- 無生物に生命を吹き込む
- 練習用ダミーを作る
- 画材を変える
Chapter03 Silver Way、5つのフェーズ
- ストーリー:基本設定
- ジェスチャー:サムネイルによる検討
- デザイン:ラフ
- フォーム:構造のブレイクダウン
- ディテール:クリーンアップと塗り
- Silver Wayの演習
- アニメーションのストーリーはどう作られるか
Chapter04 すべてはジェスチャーにあり
- 観察が肝心
- ルーズかつクリアに
- バーバジェクティビティ
- はしごを避ける
- バランスの考え方
- PoseBook by Silverアプリのご紹介
- ジェスチャーの演習
Chapter05 構造をマスターする
- 基本から始める
- 黄金比
- リズムを探す
- ボリュームを維持する
- 構造の演習
Chapter06 顔、そして頭部
- DOとDON’T:基本ルール
- 顔の表情
- 地域による特徴
- 女性の顔
- 顔と頭部の演習
Chapter07 クリーンアップと塗り
- クリーンアップのヒント
- 透かし描き(ドロースルー)
- ターンアラウンドのヒント
- Let There Be Color(ここに色を!)
- クリーンアップと塗りの演習
Chapter08 子どもと動物
- 子どもは子どもらしく
- 動物
- 子どもと動物の演習