本書の詳細
カフェスケッチは、上手く描かなくていいんです。
感じたままを楽しんで、鮮度高く描きましょう!
「カフェスケッチ」とは!?
外に出て、リラックスしながら目に見える人・モノを描くこと。
現実を見て、心を動かすこと。
ストーリーアーティストとして第一線で活躍する著者が、
外に出て、観察をし、楽しんで描いてきた10年余りを振り返りながら、
「絵で”ストーリーを語る”ためのヒント」となる見方、考え方をたっぷりと
紹介しています。
風景や人をその場でスケッチするのは、難しいことのように思えます。
じっとポーズをとってくれる人はいないし、風景は刻々と変わっていきます。
それでも、多様な現実を目で見て、とらえようと”トライ”することで、成長できます。
印象やアイデアをざっくりととらえる「目」と「考え方」が身に付けば、シンプルな絵で多くを語れるようになっていきます。
学生時代から描きためたスケッチに加え、ストーリーボードの作例も多数掲載。
「伝えるための絵」の面白さを感じていただける1冊です。
===推薦の言葉===
アニメーションの業界でやっていくには、オールマイティーの才能はなくても良い。しかし得意分野を伸ばし、磨きをかけていかなくてはならない。
ライフドローイングを楽しみ、愛し、ネバーギブアップの精神でいた結果が、ストーリーアーティストとしての彼の現在の活躍に結び付いている。
伊藤より子
プロダクションデザイナー、
アニメーション・コンサルタント
=========
著者について
2016年にサンフランシスコの美術大学アカデミーオブアートユニバーシティ大学院を卒業。Blizzard Entertainmentにてキャリアをスタートし、『Overwatch』など数々の短編アニメ作品のストーリーボードを手掛ける。日本に帰国してからは、MARZA ANIMATION PLANETで映像作品『ニンジャラ/Ninjala』などに関わり、その後、Tonko HouseにてNetflixアニメーション作品『ONI ~ 神々山のおなり』に参加。
現在はストーリーアーティストの専門チーム「ソイフル」を立ち上げ、クリエイティブ・ディレクターを務める。