本書の詳細
肖像ドローイングの最初の一歩は本書から! 名講師ネイサンが教えます。
「絵が描けたらいいな」と考える人はたくさんいます。
特別で魅力的な何かを目にしたら、それを永遠に形に残す術を身に着けたいと思うのは自然なことです。本書を手にすれば、誰であろうと、何歳であろうと、単純な手順を積み重ねさえすれば、立派な絵が描けると分かるはずです」
絵の練習を始めると、いくつもの危険な落とし穴が待ち受けています。それを乗り越えるまでの期間は、多くの人たちがあきらめ、投げ出してしまう、「激戦の地」です。
長編映画のコンセプトアーティストとして活躍し、ファインアーティストとしても多くのファンを持つ<名講師>ネイサン・フォークスが、ポートレート(肖像)の最初の一歩を踏み出し、激しい戦場で生き残る方法を教えます。
ポートレートを描く全工程を豊富な実例とともに解説しています。また、Chapter 9の生徒作品の添削例では、誰もが陥りやすい落とし穴を客観的に知ることができます。
経験を積んだアーティストも、光をまとったのびやかな作品から、たくさんのインスピレーションを得られるはずです。
序文より
ネイサンは本書で、自身が使っている画材や作業手順をすべて披露している。正確なレシピを見たい学生やアーティストたちには、うれしい情報に違いない。ドローイングの過程は段階を追って丁寧に示され、途中段階の絵も美しく撮影され、印刷されている。この本は、肖像ドローイングの名著として、長く愛されることだろう。ジェームス・ガーニー(James Gurney)「カラー&ライト」「空想リアリズム」「ダイノトピア」著者
本書は「How to Draw Portraits in Charcoal」(Design Studio Press刊)の日本語版です。
目次
- Chapter 1:画材
- Chapter 2:画材の使用
- Chapter 3:4つの課題
- Chapter 4:構造
- Chapter 5:芸術性と明瞭さ
- Chapter 6:明部と暗部
- Chapter 7:エッジのデザイン
- Chapter 8:ポートレートの構図
- Chapter 9:よくある間違い
- Chapter 10:まとめ
- Chapter 11:クイックスケッチ
- Chapter 12:ドローイングギャラリー