本書の詳細
Pixarの現役テクニカルディレクターが教えるライティング&レンダリングの教科書
本書は3DCGアーティストのためのベストセラー、「[digital] LIGHTING & RENDERING」(New Riders刊)を改訂した3rd Editionの邦訳版です。
3DCG制作の中でも特に重要度の高い“ライティング”と“レンダリング”に焦点をあて、より完成度の高い作品に仕上げるための基礎知識を包括的に解説します。
★第2版からの大幅ボリュームアップ!
古典技法はもちろん、「リニアワークロー」「物理ベースのライティング」「4K」「Ptex」「トーンマッピング」などなど、近年注目されているトピックを追加した充実の一冊。
【著者紹介】
Jeremy Birnは、2002年からPixar(ピクサー・アニメーション・スタジオ)でライティングテクニカルディレクターを務め、これまでに「モンスターズ・ユニバーシティ」「メリダとおそろしの森」「カーズ2」「トイ・ストーリー3」「カールじいさんの空飛ぶ家」「ウォーリー」「レミーのおいしいレストラン」「カーズ」「Mr. インクレディブル」など、数々の映画でライティングを手掛けてきました。これ以前には、Tippett Studio、CBS Television、Wild Brain、Palomar Picturesなどでビジュアルエフェクトやライティングを担当していました。
Jeremy はまた、サンフランシスコにあるアカデミー・オブ・アート大学とカリフォルニア芸術大学で先進的なライティングおよびレンダリングを教えており、AutodeskのMayaのマスタークラスでも講師を務めています。
目次
第1章 ライティング設計の基礎
第2章 ライティングの基礎とさまざまな手法
第3章 シャドウとオクルージョン
第4章 環境と建築のライティング
第5章 生物、キャラクター、アニメーションのライティング
第6章 カメラと露出
第7章 構図とステージング
第8章 色の基本
第9章 シェーダとレンダリングのアルゴリズム
第10章 テクスチャのデザインと割り当て
第11章 合成用のレイヤ単位/パス単位のレンダリング
第12章 プロダクションパイプラインとプロフェッショナルプラクティス
Appendix クリエイティブ業界で働く
索引