Autodesk 3ds Max 2026 には、新機能と重要な修正が含まれています。更新された機能の完全なリストについては、リリース ノートを参照してください。最高レベルのパフォーマンスと信頼性を維持するために、使用可能なすべての更新プログラムをアプリケーションに適用することをお勧めします。
3ds Max 2026 の新機能
既定のマテリアルの OpenPBR への変更や USD for 3ds Max 0.10 での Layer Editor 導入、Substance のバージョンアップなど、相互運用性の大幅な向上が図られています。
◆既定値のマテリアル:OpenPBR
OpenPBR は、MaterialX や OpenUSD との互換性など、相互運用性の向上とともに、大部分の CG マテリアルを正確にモデリングできる、表現力豊かで直感的なコントロール セットを提供します。

更新された[頂点連結](Vertex Weld)モディファイヤは、メッシュ オブジェクトに加えてスプライン オブジェクトもサポートするようになりました。

新しい[スタック位置を保持](Preserve Stack Position)の切り替えを使用すると、新しいオブジェクトを選択する前にオブジェクトに対して選択していたモディファイヤに戻ります。

コマンド パネルの[作成](Create)パネルの上部に追加された[オブジェクト検索ウィジェット](Object Search Widget)を使用して、シーンに追加するオブジェクトを簡単に見つけることができます。

[配列](Array)モディファイヤ、[ブール演算](Boolean)モディファイヤ、[コンフォーム](Conform)モディファイヤ、[ディスプレイスメント](Displacement)モディファイヤ、および[最大流体](Max Fluids)が最適化され、処理が高速化されました。

ビューポートのパフォーマンス、CAT (Character Animation Toolkit)および Biped の機能と安定性の強化に重点を置いています。これらの改善は、アニメーション ワークフローを改良し、長年の問題とお客様からの提案に対処することを目的としています。

Open Shading Language (OSL)では、新しい OSL マップ(さまざまな OSL マップを含む全体的なカテゴリ)を使用することができます。また、開発ツールを使用して独自の OSL マップを作成し、任意のレンダラーで使用することもできます。次の新しい OSL マップを使用できるようになりました。

スプライン長方形オブジェクトの作成時に、ワールドに位置合わせされた直角以外の角度でオブジェクトを作成できるようにする新しいメソッドが追加されました。

Retopology Tools for 3ds Max の基本アルゴリズムである ReForm が更新され、処理時間が短縮されました。また、[メッシュ クリーナー](Mesh Cleaner)モディファイヤの更新を利用して、追加のクリーンアップを実行することもできます。

Flow Retopology が 3ds Max 2026 のインストールに含まれるようになり、暦月あたり 50 ジョブを完了できるようになりました。

Layer Editor が導入され、USD レイヤを簡単に管理できるようになりました。

バージョン 9.0.0 のエンジンを使用する Substance 3.0.5 が含まれています。この更新で使用できる新しいシェーダを確認し、Substance 3D アセットをスレート マテリアル エディタに直接読み込みます。

3ds Max 2026 には、Arnold 7.4.0.0 Core が導入された MAXtoA 5.8.0 が付属しています。
