INTERVIEWS

ソフトウェア事業部

テクニカルサポート


メーカーとユーザーの間に立ち
ハブのようになれる仕事

ボーンデジタルに入った決め手は何でしたか?

きっかけは転職者向けのサービスです。最初はプロモーション職で見ていたんですが、そこからサポートの方に話が進んで、「サポートならMarvelous Designerも触れますよ」と言われて、じゃあ入ろう、という流れでした。

もともとMarvelous Designerを触っていたわけではなくて、姉妹ソフトのCLOを少し触っていました。CLOが触れるならMarvelousも基本的には近いので、まあいけるだろう、みたいな感じです。

入社前の経歴は、藝大でデザインを学んだあと、日本のデザイン業界で働くのは少し違うかもと思って海外に行きました。海外では服飾やパターンを学んだり、サーカス団の衣装部屋に住ませてもらって衣装を直したりしていました。
デンマークの学校でクラスメイトだったアイスランド人のおばあちゃんの牧場を手伝ってオーロラを見ながら羊の世話をしたこともあります。

海外でいろいろ経験したあと、日本に戻って服飾の学校でCLOを触って、服のCGなら面白いかもと思ったのが、今につながっています。

テクニカルサポートでは、どんな仕事をしていますか?

代理販売をしているソフトウェアのサポートを担当しています。

その中で例えばMarvelous Designerは、日本でまだそこまで普及しているソフトではないので、ソフトの概要を説明したり、他のCGソフトとの違いをデモで見せたり、導入支援やライセンス周りの対応をしたりしています。

ボーンデジタルはメーカーではなく代理店なので、メーカーとユーザーの間に立つような仕事です。たとえばMayaからUnityにデータを持っていった時に問題が起きたとして、どちらのソフトに原因があるのか分からないことがあります。メーカーだと自社製品の範囲しか見られないこともありますが、ボーンデジタルはいろいろなソフトを扱っているので、ハブのようになれるのが特徴だと思います。

仕事をしていてやりがいを感じる瞬間は?

ハンズオンなどで私がソフトの使い方を教えた方から、「使えた」「できそう」と思ってもらえた時でしょうか。

Marvelous Designerは服飾の知識があると使いやすいのですが、服飾の部分の情報量が多いので、触ったことのない方からすると、どこをまず触れたらいいか分かりにくい。私は服飾もCGも両方やってきたので、「まずはこの部分を知るといいですよ」とか、一番最初に知るべきところのアドバイスができる。

全部理解してもらう必要はなくて、ちょっと興味を持ってもらうだけでも違うと思っています。その人が次に進むきっかけを作れたら嬉しいですね。

あとはライセンスや導入周りの問題が解決して、「使えるようになりました」と言われるとやっぱり嬉しいです。

自身が講師となるハンズオンのほか、外部講師と一緒に開催する講座も企画

好きなコンテンツは?

好きなクリエイターや作品はたくさんあるのですが、絞るなら、エットレ・ソットサスさんです。イタリアのデザイナーで、メンフィスというデザイン集団の中心人物の一人です。遊び心があって挑戦的なデザインなのに、きちんと理論があるところに惹かれます。

漫画家では吉野朔美さんが好きです。同世代の少女漫画家さんたちとはまた違った、詩集のような繊細な感性に魅力を感じています。

写真家ではマーリア・シュヴァルボヴァーさんが好きです。構図や色彩が徹底的に統制されていて隙がないのに、独自の世界観があってかわいらしさもある。その完成度の高さに惹かれます。

ボーンデジタルの魅力は?

やりたいことがあれば、意外とできちゃう会社だと思います。

もちろん根回しは必要なんですが、自分で動いて人を巻き込めるなら、やりたいことは結構実現できます。

実際にCGWORLDのファッション号の時も、ファッション系のイベントをやりたいと思って企画を出していました。最終的には別の形で実現したんですが、自分が前に立たなくても、やりたかったことが形になったのは嬉しかったですね。

代理店なので、いろいろなソフトや業界の人と関われるのも魅力です。メーカーとは違って、広い視点で業界を見ることができると思います。

ボーンデジタルのここを直したい、もっとこうしたい、という点があれば教えてください。

良くも悪くもルールが少ない会社だと思います。

自由に動けるのは良いところなんですが、人によって運用や考え方が違うこともあります。最初の頃は「これは大丈夫なのかな?」と思って聞いたら、人によって答えが違うこともありました。

慣れてしまえば問題ないんですが、新しく入った人は戸惑うかもしれません。

自由さは残しつつ、共通認識になるルールや運用がもう少し整理されると、働きやすくなるのかなと思います。

これからの目標は?

まずは担当しているソフトウェアをもっと広めたいですね。

認知度がまだまだ低いソフトの場合は、企業に訪問した時に、興味を持っているけどまだ触ってもらえていない、ということはよくあるので。
ソフトの良さを知っている身としては、もっと広げていけたらと思っています。

講座やハンズオン、情報発信などを通して、「こういう使い方もできるんだ」と思ってもらう機会を増やしていきたいです。代理店だからこそできるサポートもあると思うので、その立場から、少しずつでも使う人を増やしていけたらと思っています。

あとは、代理店にいる大きなメリットは色々なソフトを触れることなので、自分でいろいろと試していけたらと思っています。

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