近年、急速に注目を集めている「3D Gaussian Splatting(3DGS)」。
新しい3D表現技術として研究やクリエイティブの現場で活用が広がりつつありますが、
「どのように撮影すればよいのか」「どの分野で活かせるのか」といった実践的な情報はまだ多くありません。
今回のセミナーでは、フォトグラメトリや3Dアーカイブの領域で、第一線で活躍されている
株式会社ホロラボの藤原 龍氏、株式会社exAgentの中山 智博氏をお招きします。
前半のパートでは、高額な機材は用いず現場導入もしやすい360度カメラを用いたワークフローとUnityの活用について、
後半のパートでは、ヘリによる空撮やXGRIDS Lixel L2 Pro及び新製品PortalCamの事例について幅広くご紹介いただきます。
建築やインフラ、文化財アーカイブといった実務的な分野から、
XRコンテンツ制作やエンターテインメント領域まで、3DGSの可能性を具体的に学べる機会です。
主なトピック
講演① 藤原 龍 氏(株式会社ホロラボ)
1. 機材や手法による違い
2. 360度カメラを使用するメリット
3. 360度カメラ機種比較
4. 360度カメラ動画撮影方法
5. 360度カメラ動画事前処理方法
6. 3DGS処理方法
7. Unityの活用
講演② 中山 智博 氏(株式会社exAgent)
1. 空撮3DGS ドローンとヘリショットについて
2. 3DGS比較 観光地のデータで比較する、作成手法とその結果の違い
3. LiDARと3DGSの融合システムXGLIDSの新機種「PortalCam」の検証結果
タイムテーブル
13:00 – 13:05 司会挨拶
13:05 – 13:50 講演① 藤原 龍 氏(株式会社ホロラボ)
13:50 – 14:35 講演② 中山 智博 氏(株式会社exAgent)
14:35 – 14:50 質疑応答
14:50 – 15:00 ボーンデジタルからのお知らせ
ゲスト
藤原 龍氏
株式会社ホロラボ フォトグラメトリスト
Webサイトはこちら
Facebook はこちら
プロフィール:
■2010年「鹿島建設Grアルモ設計」にて大型建築のビジュアライゼーションに携わる。
コンペ案件等の建築CGパース、動画、映像、シミュレーション、AR、VRを制作。
■2019年「株式会社ホロラボ」にジョイン。この頃より趣味で物理空間のデジタル空間化に興味を持ち広域大規模なフォトグラメトリにチャレンジ。後に業務へ展開しSIAR(空間情報技術)チームが発足。現在はフォトグラメトリストとしてレーザースキャンやフォトグラメトリによる3Dデジタルアーカイブや3D Gaussian Splattingによるビジュアライゼーション、デジタルツインやAR/VR/MR/XRコンテンツ制作等に携わる。
中山 智博氏
株式会社exAgent 代表取締役社長
Webサイトはこちら
Facebook はこちら
プロフィール:
実在する空間や物体を3Dスキャンし、3Dアーカイブや3Dコンテンツとしてインタラクティブな「デジタルツイン」を提案・制作する。クライアントの隠れたニーズを引き出す3Dのマイスター。
「3D Gaussian Splatting(3DGS)」をいち早く導入し、ゼネコン、造船、インフラ向けのコンテンツから、文化財のアーカイブ、教育分野まで様々な分野で活躍中である。2025年4月からは、大阪芸術大学映像学科で教鞭をとる。