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ボーンデジタルユーザー限定「モデラーのための知っておくべき服の構造」講座

開催日 2025年5月30日(金)
時間 15:00~18:00
※随時休憩を含みます。
※終了時刻は状況により前後する場合がございます、予めご了承ください。
会場 ボーンデジタルルームセミナールーム
東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア6F
定員 先着30名
※申込後に弊社との契約状況を確認のうえ、参加に関するご案内をお送りいたします。
参加費 無料※ボーンデジタルと下記製品いずれかのご契約がある方

    • オートデスク MAYA
    • オートデスク 3ds Max
    • Marvelous Designer
    • SideFX Houdini

CG制作者が押さえたい、ビジュアルだけじゃないパターン・ディティールの知識基礎講座を実施します。

3Dモデリングの現場で、衣装はキャラクターの個性や世界観を形づくる重要な要素です。
衣服がどのような構造で成り立っているのか、なぜその形になるのか──その裏にある「しくみ」を知ることが、表現の精度を大きく変えていきます。

本講座では、CGの知識を持つパタンナーが講師となり、3Dモデリングの際に知っていてほしい、衣服に関する基礎知識、パターン(型紙)に基づいた設計の考え方、服飾の歴史的背景、織物と編物の違い、素材の物性といった要素を、3Dモデリングに応用できる形で整理し「服がどうできているのか」解説します。

構造と素材の理解は、CG上での衣装表現に説得力を与える“見えない武器”になります。

視覚ではとらえきれない、服の本質を知り、3Dでの表現につなげていきます。

※申込後に弊社との契約状況を確認のうえ、参加に関するご案内をお送りいたします。

 

 

講師

CLTHEN 

パタンナー / デジタルファッションアーティスト

アパレル業界でパタンナーとして数々のブランドに携わる中で、CLO3Dと出会い、3DCGによる服づくりへと表現の幅を広げる。現在は、ファッション企業へのデジタル導入支援や、3Dソフト教育の講師としても活動中。Unreal EngineやBlenderなどを用いたリアルとバーチャルを行き来するクリエイションに加え、AR・映像など異分野との連携も得意とする。

Webサイト:https://clthen.myportfolio.com/me

 

岡保 杏奈

デザイナー/テキスタイルデザイナー/デジタルファッションアーティスト

東京でグラフィックデザインを学び、デンマークでテキスタイル、パターン、グラフィティ、をメインに手工芸全般を学ぶ。芸術大学卒業後に、CGとファッションの専門学校へ通い、アナログなテキスタイル・平面領域からCLO・MarvelousDesignerを使用しCGの中での表現手法を模索している。

セミナー内容

■はじめに

  • 自己紹介と講座の目的
  • ファッションとは何か(文化・社会・技術との関係)

■ 衣服の歴史・成り立ち

  • 衣服の歴史や流行、和服と洋服の違い
  • 衿・カフスやポケット等装飾ディティール解説
  • 流行と色・バランスの視覚効果

■ 服の構造について

  • 人体に沿った服の構造について
  • きれいな服とは、どんな服なのか 理屈と視覚表現との関係
  • 布の構造と重力の関係

■ 服のつくり方

  • 絵→製図→縫い→製品の流れ
  • 折り紙で立体をパターンに切り開くワーク
  • デジタル衣装に応用できる観察視点の獲得

■ 素材の違いを触って知る

  • 織目の違い(平織・綾織)
  • 天然繊維と化学繊維の違い
  • 織物・編物の違いと伸縮性/メッシュとの違い
  • 素材の特性がCGでどう再現されるか

■ CGと服の構造

  • Marvelous Designerでどう再現されるか
  • シミュレーションによる落ち感・シワの変化を視覚比較
  • CGでの布表現に応用できる視点

■ まとめ

  • ターゲットに応じた衣装設計の発想転換
※進行状況により内容は予告なく変更となる場合がございます、予めご了承ください。

お申し込み後の流れ

  1. 契約状況を確認して弊社よりご連絡
  2. 開催前日までに受講票を発行
  3. 当日直接会場にお越しください(東京・九段下)

※万が一弊社との有効な契約がない場合はその旨ご連絡いたします。
新規で契約を希望される場合は下記よりお問い合わせください。

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