服飾知識で差がつく3D衣装入門
3Dキャラクター制作において、衣装の自然な造形と動きは、作品全体のリアリティを大きく左右します。本講座では、【モデラーのための知っておくべき服の構造】を受講していただいた方向けに服飾構造をベースに、Marvelous Designerの基本操作をゼロから学べるハンズオン形式の実践講座です。
Marvelous DesignerのUI解説からスタートし、パターンの考え方から描き方、布の配置、アバターへの着せつけまで、一連の流れを通してMarvelous Designerでの操作を習得できるよう丁寧にレクチャーします。構造や素材特性を理解したうえで実際に手を動かすことで、衣服への理解とツール操作の両面からアプローチし、デジタル衣装の制作スキルを身につけていただけます。
※Marvelous Designerの最新バージョンにて実施します。
※使用端末はWindowsです。
※最大6名まで参加可能です。
※申込後に「モデラーのための知っておくべき服の構造」の受講を確認させていただき、参加に関するご案内をお送りいたします。
講師紹介
岡保杏奈|株式会社ボーンデジタル
1日トレーニング内容
■はじめに
- Marvelous Designerの紹介
■新規立ち上げ
- 画面のUIの説明と操作感の練習
- シミュレーション設定画面と属性編集画面を変更する
■データのインポート
- OpenとAddの違い
- アバターの読み込みとアバター変換
■トップスを作成してみる
- パターンの説明
- 四角形からの変形と配置
- 縫い合わせのチェック
- カーブ作成とカーブポイント作成/外周線編集
- ダーツの作成
■トップスをワンピースに変形
- 身長を計測する
- プリンセスラインへの変形
- 裾にギャザーをつけるをつけパニエをはかせみる
■画像を基にパターンを作成してみる
- 2D画面に画像を配置し参照しながらをパターン作成
- グラフィックとテクスチャとSubstanceのデータの配置
- 簡易レンダリングでチェック
■作業時のTips
- 内部線の追加
- ゴム設定
- 刺繍の追加
- アバターメジャーの利用
- ピン設定
■シミュレーション比較
- 四角メッシュと三角メッシュの違い
- 粒子間隔の違い
- バイアス設定の違い
- 縮絨設定の違い
- シミュレーションの布設定(Strengthen/Solidify/Freeze)
- Fabricの設定の違い
- ゴム設定の違い
■エクスポート設定
- UVの整理
- エクスポート用データの種類の説明
- エクスポートされたデータの確認
- 厚みの設定ありの場合の比較
■まとめ
- クオリティのあげかた
- アニメーションを利用した布設定の重要性
※進行状況により内容は予告なく変更となる場合がございます、予めご了承ください。
お申し込み後の流れ
- 契約状況を確認して弊社よりご連絡
- 開催前日までに受講票を発行
- 当日直接会場にお越しください(東京・九段下)
※万が一弊社との有効な契約がない場合はその旨ご連絡いたします。
新規で契約を希望される場合は下記よりお問い合わせください。
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