※本配信は2025年4月25日に開催したセミナーのオンデマンド配信です。
【第97回アカデミー賞】短編アニメーション部門にノミネートされた『あめだま』。
作品を見終わった後の余韻は短編とは思えないような作品に仕上がっている本作。
ストーリー、世界観の美しさはもちろんですが、この作品の素晴らしさは原作の再現力の素晴らしさにあります。
『あめだま』公式サイトはこちら
原作の絵本の世界がそのまま動き出す。
絵本からキャラクターたちが飛び出して来たかのような世界観の作り方や魅力的なキャラクターのアニメーションなど、本作のアニメーション制作を担当したダンデライオンアニメーションスタジオの清水氏、松井氏をお招きしてメイキングをご紹介いただきます。
さらに Autodesk Maya 2026 新機能もご紹介します。
ぜひご視聴ください。
アジェンダ
- 挨拶
- Autodesk Maya 2026のご紹介|オートデスク
- 『あめだま』の世界を作る|ダンデライオンアニメーションスタジオ
- 『あめだま』の世界を彩る絵本のキャラクターの動かし方|ダンデライオンアニメーションスタジオ
- ボーンデジタルからの案内
*敬称略
講演内容
Autodesk Maya 2026のご紹介
Maya 2026 の新機能をハイライトでご紹介いたします。
モデリングやアニメーション機能に関するアップデート、オープンスタンダートフォーマットへの対応状況や Bifrost 機能の進化になど幅広く解説を行います。また、Maya と Flow Production Tracking との連携機能や、 M & E Collection 2026 ライセンスで利用可能となった Golaem 群集シミュレーション機能といった新連携ソリューションの魅力もお伝えします。
[ゲスト]
渡辺 揮之氏
オートデスク株式会社 M&E テクニカルセールス マネージャ
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プロフィール:
プリセールスエンジニアとして2008年末からオートデスクで勤務を開始。
DCCツールの技術デモを担当しながら日本のユーザー様のフィードバックを開発チームへと伝えてきました。
2015年初頭からは、プロジェクト管理ツールFlow Production Trackingを国内に普及すべく活動を行っています。
『あめだま』の世界を作る/『あめだま』の世界を彩る絵本のキャラクターの動かし方
原作の世界観を忠実に再現したCGアニメーション『あめだま』。絵本では一枚絵で表現される静的な世界に、どのようにして動きを与え、ページ間の物語を紡ぎ出したのか。その制作過程を詳しくご紹介します。
講演内容:前半
- 世界観
- Visual Development
- Previs
- Layout
- Animation
- Making
講演内容:後半
- 原作の再現
- アニメーションの設計
- アニメーションの再現
- フェイシャルアニメーション
- アニメーションにおけるMayaでの工夫と技術アプローチ
- キャラクターセットアップ
- シミュレーション導入の背景
[ゲスト]
清水 剛吏 氏
株式会社ダンデライオンアニメーションスタジオ CGスーパーバイザー
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プロフィール:
2009年に日本工学院八王子専門学校を卒業し、CGアニメーターとしてキャリアをスタート。
2020年からフリーランスとしてCG SupervisorやAnimation Supervisorの活動を開始。
現在はダンデライオンアニメーションスタジオでCG Supervisorとして従事。
3児のパパで、育児と仕事の両立に奮闘中。
松井 一樹 氏
株式会社ダンデライオンアニメーションスタジオ アニメーションスーパーバイザー
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プロフィール:
2010年からダンデライオンアニメーションスタジオにアニメーターとして所属。
以降、同社にてCGディレクター、アニメーションSV、アニメーターとして複数の作品に携わる。
近年では『THE FIRST SLAM DUNK』や『あんさんぶるスターズ!!マスターピースMVシリーズ』等の制作に参加している。
2児のパパで、こちらも育児と仕事の両立に奮闘中。