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Maxon One 2025年秋のアップデート

Maxon One 2025 秋リリース

思い描いて、実現する。

世界中の3Dアーティストに支持される創造ツールブランドであるMaxonが提供する Maxon One に、2025年後半の大型アップデートが追加されました!

Cinema 4Dは、GPUで加速化され、アートディレクションが可能なシミュレーション機能を備え、Maxon StudioRed Giantのエフェクトとカスタマイズ可能なテンプレートでビデオとブロードキャスト用のデザインを合理化し、埋め込みアセットと再使用可能なカプセルで強化されています。Redshiftはプロシージャルな雲、インタラクティブ変位の高速化、より洗練された写実表現により建築レンダリングをレベルアップし、ZBrushはiPad版でのスカルプトと3Dプリント対応を実現し、プロフェッショナルなパイプライン統合を可能にしました。

今回のリリースでは、すでにクリエーターたちに愛用されている機能をもとにしつつ、技術的な障害を排除して新たな創造性の境地を開くイノベーションが導入されています。

学校でも、大規模な制作現場でも、Maxon Oneはアーティストが限界なく創造することを支援します。


新しいブランドビジュアル発表

今回のアップデートでMaxon製品のロゴが刷新されました。

ハニカム構造を模したデザインは、Maxon Oneが体現する哲学――目的ごとに特化した個々のツールが、ワークフローの中で統合され、共に力を発揮する――を反映しています。

各ロゴはシンプルな幾何学的デザインと鮮やかなアクセントカラーを採用し、即時に認識できると同時にブランド全体の一貫性を保ちます。

リジッドボディ、ソフトボディ、クロス、パイロ、パーティクルに加え、新たに液体シミュレーションも統合されました。ローカル環境で動作する新しいAI検索により、カプセルやアセット、テクスチャ、プリセットの検索が高速かつ正確に行えます。

 

Cinema 4D

液体シミュレーション

液体充填エミッター:専用のエミッターを使用して、任意のオブジェクトを液体で充填できるようになりました。


液化モディファイアー:任意のパーティクルを液体に変換できるようになりました。


建築業界向け

Cinema 4D 2026.0 に含まれる Redshift 2026.0.0 では、建築業界向けのアップデートが多数実装されています。

下部の Redshift パートをご覧ください。

 

ZBrush

デスクトップで利用できるPythonスクリプトは、オートメーションを可能にし、パイプラインの統合を高度化する一方、3DプリントツールでiPadがデスクトップと同等になります。Surface Noiseにもアップグレードが施され、UIの刷新、ノイズごとのリセット、アルファ変形、そして完全なUndo/Redo機能が実装され、アーティストはディテールに対してこれまで以上に高いコントロールが可能になりました。

ZBrush

Python が ZBrush の標準スクリプト言語として導入され、他の3Dアプリケーションと同様に、プラグイン、自動化、ツールを自身で作成できるようになりました。

ZModeler では、頂点、エッジ、面をマウスオーバーした際の視認性が向上し、操作性も向上しました。

サーフェスノイズがアップデートされ、アルファ画像の回転や拡大縮小などができるようになりました。


ZBrush for iPadのUI拡張により、最下部のバーの移動、モディファイアホイールの調整、カスタムインターフェイスの保存または共有が可能になり、セットアップをパーソナライズできます。

ZBrush for iPad

PC版にあったスケールマスター機能が実装され、実際の単位に基づいたシーンスケールを設定できるようになりました。

ProProjectsに新しいプロジェクトが追加されました。またクラウドからダウンロード可能になったため、ダウンロード時間の短縮になりました。


UV Editor など近日実装予定の新機能情報も

 

Redshift

「テクスチャ変位」により、最小限の再分割で迅速かつインタラクティブなプレビューが可能になります。「シーンユニット」はマテリアルを実世界のスケールに一致させ、新しい「プロシージャルの雲」と「太陽と空」システムは、どのようなシーンでも大気の深さを容易に加えることができます。

シーン単位のサポート強化

RSマテリアルを現実のサーフェスに正確に一致させることができるようになりました。
透過深度やサブサーフェス・スキャッタリングなどのパラメーターがセンチメートル単位で明確に設定され、物理的な質感との整合性がさらに高まりました。


フィジカルサン&スカイの改善

光沢のあるサーフェスには、太陽ディスクや新しいRS雲が正確に反射されるようになりました。
さらに、最大4つのSun & Skyシステムをそれぞれ異なる太陽とともに同時に使用・組み合わせることができるようになりました。


プロシージャル雲オブジェクト追加

RS Cloudsオブジェクトを追加することで、プロシージャルでありながらリアルな雲が作成できるようになりました。
雲の密度・形状・高度・厚み・風の影響などを細かくコントロールできます。

 

Red Giant

DaVinci Resolve 向けの強化

DaVinci Resolveに Shine と Starglowが追加され、DaVinci Resolve内のRed Giantのソート機能も更新されました。

 

Maxon Studio

埋め込みアセットと再使用可能なカプセルに対応するようになったため、一度作成すれば、どこでも使用できます。

ページ作成

独自のモーショングラフィックステンプレートを作成して共有できるようになりました。


アセットカプセル

After Effectsでサポートされている動画ファイル、画像、その他のアセットタイプなどの使用に対応しました。

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