
- 監修:工藤強勝
- 編者:株式会社 ワークスコーポレーション
- 定価:本体2,381円 + 税
- 発行・発売:株式会社 ワークスコーポレーション
- ISBN:978-4-94875-991-6
- 総ページ数:272 ページ
- サイズ:A5変型判、フルカラー
発売日:2006年03月下旬

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工藤強勝氏監修の人気連載「デザイン解体新書」が待望の書籍化!
DTPWORLD2002年4月号〜2005年8月号まで、3年間に渡って掲載された人気連載を 1冊にまとめました。 デザインをするために必要な「文字」「組版」「レイアウト」「造本」「DTP」のすべてを この1冊で理解することができます!
工藤強勝氏が、これまでに積み重ねてきた経験と知識に裏付けされたデザインのルールを、 『指定紙』を通して解説する1冊です。 DTPの普及により、マシンとソフトがあればある意味デザインはできるようになりました。 が、その作業が正しいのか正しくないのか、良いのか悪いのか、判断しながらデザインをしている人は少ないのではないでしょうか。
デザインするときには、ソフト上で、数値的には揃っているはず、機械的に同じ大きさのはず、 と思っても、「本当にこれでいいのか」「もっと見やすく、もっと読みやすくできないか」と 疑ってみることがとても大事です。
本書で取り上げる『指定紙』には、アプリケーションまかせの作業では実現できない “仕上がりイメージを形にするための指定”がされています。 アナログ、デジタルを問わない普遍的なデザインルールが詰まった1冊です。
1章 文字を知る
- Characters
- まずは文字を知ろう
- もっと文字を知ろう
- *†?や( )にも目を向けてみよう
2章 文字を組む
- Typesetting
- “文字を組む”ということ
- 文字詰めとはなにか
- 均等詰め組みとはなにか
- かなをもっと使いこなそう
- 和文と欧文の組み合わせ
- 縦組み中の和欧混植
- 書体の選びかたと文字の力
- 書体がないときはデザインで工夫を
3章 レイアウトをする
- Layout
- 版面とは何だろう
- レイアウトは視線の流れを考えて
- 写真レイアウトの基本
- 写真レイアウトの手順とセオリー
- 色の選びかた、使いかた
- 地色とテクスチャの使いかた
第4章 デザインをする
- Design
- サムネールを作ろう
- ページデザインの考えかた
- 単ページデザインの考えかた
- 情報をわかりやすく伝えるには
- 情報の表現と表組みのデザイン
- フォーマットデザインの役割とは
- フォーマットデザインの手法
- ツメと索引のデザイン
- 目次のデザイン
5章 本のつくりを知る
- Book Binding
- 本のつくりを知ろう
- 本の設計するには
- 製本方法で変わるデザイン
- 紙取りと製本にかかるコスト
6章 DTPで実践する
- Digital Design
- 版面の設定
- 和欧混植とかなの混植
- 縦中横と英数字の処理
- 禁則処理とぶら下げ組み
- 整列と文字の揃えかた
- 色の作りかた、使い方
7章 補足・関連資料
- Reference
- 用紙サイズ一覧
- 版面設定例
- デザイン単位換算表
- 主要書体一覧
- 和欧混植・かな混植一覧
- 索引
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