
- 著者:大串肇、北村崇、染谷昌利、木村剛大、古賀海人、齋木弘樹、角田綾佳
- 定価:本体2,400円 + 税
- 発行・発売:株式会社 ボーンデジタル
- ISBN:978-4-86246-414-9
- 総ページ数:224 ページ
- サイズ:A5判、2色
発売日:2018年09月27日

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この本は法律の解釈よりも、「実際にどうしたらいいのか」を解説します!
ネットの普及により著作権が侵害されたり、逆に知らぬ間に侵害してしまったりというケースが増えています。この本は、プロ・アマを問わずクリエイターやコンテンツ制作に従事する方が知っておかなければならない権利や法律について、具体的に「やっていいこととやってはいけないこと」「トラブルになってしまった時の対処方法」を紹介するものです。これまでの著作権関連の書籍よりもより実務ベースで、よくあるケースごとにOKなのかNGなのかを「それぞれの部門のプロフェッショナル」が答えるものとします。
推薦コメント:太田良典(弁護士ドットコム エキスパートエンジニア)
著作権、ライセンス、契約といった権利のトラブルは、放置すれば大きな損失につながり、時にはウェブサービスが閉鎖に至る例もあります。本書では、そのような事例や判例を多数紹介しており、具体例を見ながら基本的な知識を学ぶことができます。当事者の体験談や、トラブル解決の具体的な手順など、実務にすぐに生かせる内容も充実。イラストレーターやデザイナーはもちろん、ウェブサービスの運営に携わるすべての方にお勧めしたい一冊です。
この本で解説する「実際にどうしたらいいのか」の一部
写真・イラスト・デザイン
- 街並みなどで無関係の人が写り込んだ写真は使えないの?
- 東京スカイツリーなどの写真を利用する際は許可が必要?
- キャラクターが写り込んでいる写真は利用できる?
- ウェブサイトのスクリーンショットは自由に使えるの?
- 社内資料ならネット上の画像を使用してもいいの?
文章・コピー
- どの程度の引用なら許されるの?
- 本や新聞の紙面を撮影して掲載するのは引用に当たるの?
- 転載と引用ってどう違うの?
- リライトした記事なら著作権侵害にならない?
- メールや手紙、メールマガジンからの引用はできるの?
プログラムコード・ライセンス
- ウェブサイトに掲載されているコードはコピーしても大丈夫?
- オープンソースを使って作ったものは販売しても大丈夫?
- ソースコードには、どの場合に、どのライセンスを選択すべき?
- 「オープンソースだから安くして」と言われたらどうする?
- ライセンス条件に違反して制作を行った場合の責任は?
契約・権利の所在
- 納品した成果物の著作権はクライアントのもの?
- 自分の作品を公開するのにクライアントの許可は必要?
- 納品したデザインが勝手に改変されて使われていた
- 不採用だったコンペの企画やデザインは他社に出してもOK?
- コンペで採用されなかったデザインが勝手に使われた
1章 クリエイターが権利について知っておくべき理由
- 1.今、権利について知っておくべき理由
2章 写真・イラスト・デザイン
- 1.街並みなどで無関係の人が写り込んだ写真は使えないの?
- 2.似顔絵の著作権と人の容ぼうに関する権利
- 3.動物園や水族館の生き物の写真や動画って使ってもいいの?
- 4.東京スカイツリーなどの写真を利用する際は許可が必要?
- 5.キャラクターグッズが写り込んでいる写真は利用できる?
- 6.写真などの素材から、人物や構図をトレースするのはOK?
- 7.レイアウトや配色を真似たら著作権侵害になるの?
- 8.商用フォントを使ったロゴやタイトルの著作権はどうなるの?
- 9.Googleマップは自由に利用できる?(地図の著作権)
- 10.ウェブサイトのスクリーンショットは自由に使えるの?
- 11.社内資料ならネット上の画像を使用してもいいの?
- 12.画像を不正に使用されないためにやっておくといい方法
- 13.フリー素材は自由に使ってOK?
- 14.アプリのアイコンやSNSのロゴは自由に使っていいの?
3章 文章・コピー
- 1.キャッチコピーには著作権がないから拝借してもいい?
- 2.リライトした記事なら著作権侵害にならない?
- 3.商標を持つ製品名には「®」を入れなければならないの?
- 4.どの程度の引用なら許されるの? 〜著作権と引用ルール〜
- 5.本や新聞の紙面、表紙を撮影して掲載するのは引用にあたるの?
- 6.転載と引用ってどう違うの?
- 7.メールや手紙、メールマガジンからの引用はできるの?
4章 プログラムコード・ライセンス
- 1.ウェブサイトに掲載されているコードはコピーしても大丈夫?
- 2.オープンソースは無料で自由に使えるの?
- 3.オープンソースを使って作ったものは販売しても大丈夫?
- 4.ソースコードには、どの場合に、どのライセンスを選択すべき?
- 5.「オープンソースだから安くして」といわれたらどうする?
- 6.ライセンス条件に違反して制作を行った場合の責任は?
5章 契約・権利の所在
- 1.納品した成果物の著作権はクライアントのもの?
- 2.自分の作品を公開するのにクライアントの許可は必要?
- 3.納品したデザインが勝手に改変されて使われていた
- 4.不採用だったコンペの企画やデザインは他社に出してもOK?
- 5.コンペで採用されなかったデザインが勝手に使われた
- 6.共同著作物は自分も著作者の一人だから、自由に使える?
- 7.在籍中に描いたイラストは、退職したら使えない?
- 8.コピーライト表示がもつ効力は?
- 9.プライバシーポリシーや利用規約って必須ですか?
6章 トラブル発生時の対処
- 1.ギャラの支払い遅延や未払いを防ぐために!
- 2.著作権を侵害を発見した場合はどうすべき?
- 3.サービス提供会社などに著作権侵害の報告をするには
- 4.専門家に相談してみよう
- 5.訴えてみよう(少額訴訟)
- 6.著作権を侵害していると言われた場合はどうすればいい?
7章 デジタルにおける著作権の考え方
- 1.著作権について説明できるようになろう
- 2.クリエイターは著作権でどのような請求ができるのか
- 3.~パクられたらどうする?~ 無断利用と戦うためのコツ
付録
- イラスト作成における見積書サンプル
- イラスト制作業務委託契約書サンプル
第1章「クリエイターが権利について知っておくべき理由」をデザログで全文公開!
おかげさまで発売後2週間で重版させていただいた「クリエイターのための権利の本」。重版を期に、デザインに関する様々な情報を発信するサイト「デザログ」にて、連載形式で1章の内容を全文公開していきます‼️ 第1回は「今、権利について知っておくべき理由(その1)」。本書籍が気になっていた方は、ぜひご覧ください。
https://designlog.borndigital.jp/?p=15717
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