
講座の前半は、構図の取り方や対象の観察方法をレクチャー形式で学びます。
後半は水彩絵の具と筆、ペンを手に、水彩スケッチを一緒に描きます。簡単なものからはじめ、小さいスケッチなら、1枚あたり20分前後で描くことを目標にします。
■ 天気が良い場合には近くの公園に出かけて描きます。
■ 天気が悪い場合には室内から屋外を観察して描きます。
「知っているようで知らない」スケッチのコツを知ると、目でとらえた風景を楽に・早く、スケッチできるようになります。ロケーションドローイングの底力を再発見し、日々の習慣に取り入れましょう。
現場で建物や風景を観察し、早く、楽にスケッチするスキルは、絵描き・絵作りの基礎体力を向上させてくれます。現場でなくても、写真資料からの描きおこし、あるいは心に思い描く風景や世界を描くときにも、その力は生きてきます。
ポイント:
- 陰影を重視し、実際の色を再現しようとしない(会場では三原色のみをご用意します)。
- 対象を丸、四角、三角で構成されたシンプルなボリュームの組み合わせとみなし、ベースの構造に意識を向ける。
- 描く対象の中に物差しとなる形を見つけ、他の部分は常にその形との対比として考えてバランスをとる。
NOTE:基礎体力をつけるための講座です。
参加者の方々の現在の経験、レベルや使用している画材は問いません。
普段はデジタルの方、水彩を久しぶりに触る方にも新しい発見があるはずです。
=講師プロフィール=
松川 久美 氏
武蔵野美術大学油絵科卒業、CM製作会社勤務を経て独立。
フリーのイラストレーターとして主にTV-CMの絵コンテを描く。近年は、地域の学習センターなどで水彩、パステル画の指導にもあたる。
現在はアーバンスケッチャーの日本支部代表(https://urbansketchers-japan.blogspot.jp/)としての活動を精力的に行う。国内外を歩きまわり、画力の向上とともに、世界各地のスケッチャーとの交流を積極的に推進する役割を担う。
■□ボーンデジタルのドローイングや絵に関するイベントの予定はこちらから
https://campaign.borndigital.jp/BornDigitalDrawing/
- 開催日
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2018年9月2日(日)
- 時間
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13:00~16:30(開場 12:45)
- 会場
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ボーンデジタル 6F セミナールーム
東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア 6F
アクセス
- 参加費
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5,000円
※要事前登録(当日払い)
- 参加対象
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風景・建物などのスケッチに興味のある方なら、どなたでも。
- 申込
- その他
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定員:
38名程度持ち物:
講義で使用するのは、以下の4つ。
1)水彩紙のスケッチブック(または同程度の強度の紙) 2)水彩絵の具 3)筆 4)ペン水彩紙、筆、絵の具(三原色のみ)はご用意あります。
ペン(ボールペンも可)のみお持ちいただいてのご参加も可能です。
- 主催
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株式会社ボーンデジタル
- 協賛・協力
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株式会社Bスプラウト